COLUMN
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新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年は新しいことを始めるには良いタイミングです。
船井総研においても、会員企業の皆さまのデジタルシフトを本気でサポートするために、2019年から「ICT支援部」という部署が新設されます。
私は、そのICT支援部の責任者の
斉藤 芳宜(さいとう よしのり)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回のメルマガでは、失敗しないデジタルシフトについてお伝えしたいと思います。
船井総研でも2018年をデジタルシフト元年とし、デジタルシフトの支援を推進してきましたが、成功する会社と失敗する会社があります。
今回のメルマガでは、その違いを分析し、失敗しないポイントを5つにまとめたので、デジタルシフト成功の道しるべにしていただけたら幸いです。
1つめのポイントは、業績アップにつながらないことはやらないです。
ITを活用することで、業務が効率化されたり、便利になったりします。
それはそれでいいことですが、どうせ投資をするなら、業績アップにつながるデジタル化投資をしたいものです。
業績アップにつながるデジタル化投資とはどのような投資でしょうか?
業績アップを分解すると、客数×客単価ですから、客数や客単価が上がるようなデジタル化投資を指します。
客数アップには、Webサイトのモバイル対応、マーケティングオートメーション活用、SNS活用などへの投資があります。
客単価アップには、顧客管理(CRM)、案件管理(SFA)、顧客対応(CTI)などが有効です。
2019年は、上記のような業績アップにつながるデジタル化投資を優先的に行うとよいでしょう。
ITベンダーの中には、良いITベンダーと悪いITベンダーが存在します。
悪いITベンダーにつかまってしまうと、全く意味のない投資になってしまいます。
ITベンダーの見極め方ですが、中小企業向けのビジネスと大手企業向けのビジネスとはまったくビジネスモデルが異なります。
中小企業向けの実績が豊富かどうかは重要視したいポイントです。
また、中小企業の社長と話が合うかも大事な点です。
やたらと専門用語を使ったり、カタカナばかりを使うITベンダーは顧客への配慮が足りません。
ぜひ、そのあたりを考慮して、良いITベンダーとのお付き合いを進めてください。
これは当たり前ではありますが、意外と忘れがちなポイントです。
デジタル化は目的ではなく、あくまでも手段です。
目的が曖昧なデジタル化はうまくいきません。
なぜデジタル化を進めるのか、その目的を明確にし、導入プロジェクトが難航した際には、常に目的に立ち返ってデジタルシフトを進めていきましょう。
効果が測定できない投資は意味がありません。
デジタル化投資も同様です。
デジタル化投資の際には、KPI(重要評価指標)を明確にし、導入前と導入後の効果検証を必ず行うようにしましょう。
あなたには、信頼できるICTの専門家はいますか?
何カ月も解決できなかったことが、専門家に相談したら1秒で解決することもあります。
例えば・・・
・デジタル化投資の際のKPIには何を設定したらいいのか?
・顧客管理(CRM)や案件管理(SFA)にはどのシステムがいいのか?
・地元で良いITベンダーを探したいが、どう探していいのかわからない・・・など
そのようなことで悩んだら、迷うことなくICT支援部にご相談ください。
中小企業のデジタル化を知り尽くした我々が最適なアドバイスをさせていただきます。
最初の一歩を間違ってしまうと、貴重なお金も時間もムダになってしまいますから。
以上が、デジタルシフトで失敗しない5つのポイントでした。
ぜひ、2019年はデジタルシフトを成功させ、過去最高の業績アップと生産性アップを実現しましょう。
皆さまにとって2019年が良い年になりますように。
(執筆者:ICT支援部 部長代理 上席コンサルタント 斉藤芳宜)